この世に二つとないものの価値(価格)を決めるには、古くからオークション(入札・競売方式)がよいとされています。かのレオナルド・ダ・ヴィンチの名画が約100年ぶりにオークションで落札されました。その価格はなんと約500憶円。もしオークションではなく相対取引だったとしたら、その売買価格は500憶円になっていたでしょうか。最初に欲しいと手を挙げた人の言い値が売買価格だったかもしれません。
オークション(入札)参加者が一堂に会し、その価値を真剣に考え抜いたからこそ公正な価値(最高価格)がうまれ、そこに落札者が現れたのです。
長年の苦労の末に築き上げた会社や事業の価値は、この世に二つとない「唯一無二の存在」です。しかし今、中小企業の事業承継やM&Aをサポートする財務アドバイザー(FA)を見てみると、そのほとんどが「相対取引」で買い手を選定しています。
それは一つに、財務アドバイザー(FA)の多くが、売り手と買い手の双方代理の立場で、売り手と買い手の双方から手数料をもらう「仲介業者」として事業承継(M&A)をサポートしていることが挙げられます。仲介業者さんは、多くの件数をスピーディーに実行するには向いているかもしれませんが、双方代理となり利益相反関係の一面があり、買い手1社との独占交渉が終了しなければ、次の買い手候補との交渉も出来ません。
また、素人がたまたま間に入ってしまったようなFAさんの存在も挙げられます。専門知識の不足もさることながら、売り手の価値を引き上げる情熱もないような方々には、FA側の手間がかかり、ノウハウも必要なオークション(入札方式)を取り入れることができないのです。
そんな方々に、あなたの会社の真の価値が分かるでしょうか?果たして、唯一無二のあなたの会社の価値を適切に反映した公正価値で事業承継やM&Aをすることが出来るでしょうか?
弊社、事業承継財産コンサルタンツは、おそらく仲介業者さんなどに比べて多くの事業承継取引を行うことはできません。しかし売り手の企業価値を向上させる戦略術を駆使し、更にこのオークション(入札)方式を採用することによって、あなた(売り手)の会社をどこよりも高条件で承継できるように全力を尽くします。
また、事業承継(M&A)の際には、買い手は、売り手から提示された財務等の情報が正しいものであるか否かについて買収調査を行います。ビジネス、法務、労務、税務等の面でそれぞれ調査が行われます。この時に、それまで練ってきた売り手の企業価値向上・交渉戦略などと不整合が指摘されたり、今後の事業の損益見込にマイナスの事象が発見されれば、買い手は当然に買収希望価格を下げてきます。そうなれば、せっかくの事前準備が台無しになってしまいます。しかし、この買収調査時の統括、対応をおろそかにする財務アドバイザー(FA)が極めて多いのが実情なのです。
そんな中、弊社、事業承継財産コンサルタンツには、買い手の立場で行った買収調査経験も豊富な公認会計士や税理士がおります。これは、他のFA業者と差別化できる強みです。
事業承継財産コンサルタンツでは、「売り手だけのアドバイザー」として売り手の価値を徹底的に高めるために事前に組み立てた交渉戦略を念頭におきつつ、買い手の買収調査メンバーが気になるツボを押さえて指摘を最小限に抑えることが可能です。
特に未上場会社の場合、買収調査の対応経験のある人材が社内にいることは極めて稀です。また、会計・税務専門家の発言には一定の客観性と信頼性が自然と付与されるため、買収調査の対応、指導・統括には、必ず専門家の関与が必要になることを肝に銘じてください。
今後の金利政策や景気動向次第では、現在の売り手有利なM&A市況から、買い手有利な市況へと移り行くことが考えられます。 事業承継はオーナー経営者様の最後の決断。 事業承継財産コンサルタンツは、企業経営者様のサポートに情熱を燃やすコンサルタント、公認会計士、税理士など、各分野で豊富な経験を積んだスペシャリストばかりです。 |
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